レーザーワークステーションの オプション
レーザー構成
本ワークステーションは、20Wから100Wまでの出力調整が可能なファイバーレーザーを備えています。出力が高いほどクリーニング速度が上昇するため、オペレーターの待機時間が短縮されます。
当社の基本構成には2Dレーザーヘッドを含みます。しかし、3Dレーザーヘッドを使用すると、より柔軟にクリーニングやテクスチャリングを行うことができます。例えば、曲面形状の場合や、同じレーザークリーニングのシーケンス中にヘッドを動かさずに複数の部品をクリーニングする必要がある場合に使用します。
粉塵とヒューム抽出
テクスチャリングやクリーニングを行うと、粉塵やヒュームが発生します。そのため、ニーズに合った抽出力が使用できるようにさまざまなモデルを用意しています。
エアーナイフ
レンズに取り付けたエアーナイフは、気流を継続して吹き付けて、レンズへの粉塵の蓄積を防止します。これでレンズクリーニングのメンテナンスが軽減されるだけでなく、より安定感のある結果を得ることができます。
自動化機能
電動ドア
ワークステーションには大きな電動ドアがあるため、手動作業を容易にし、オペレーターの生産性を向上させることができます。ワークステーションの自動化を希望される場合は、この機能も必要になります。
電動ドアには感圧式の安全エッジがありますが、高度な安全要件を満たすためにオプションのライトカーテンを追加することもできます。
Z軸ヘッド調整
レーザーヘッドのZ軸を調整した後に、さまざまな高さの部品をクリーニングまたはテクスチャリングする必要があります。一般的なソリューションは、レーザーヘッドの正しい位置を示すレーザーポインターのガイドに従って、手動またはモーターによる調整を行うことです。ただし、タッチスクリーンHMIで事前にプログラムされた位置を選択して起動する自動調整も選択できます。
円型割出台
さまざまな角度で部品をクリーニングまたはテクスチャリングする必要がある場合(部品の周囲をクリーニングする場合など)、円型割出台を使用して部品を固定し、自動で回転させることができます。
タッチスクリーンHmi
タッチスクリーンHMIを使用すると、さまざまな部品や素材のクリーニングやテクスチャリングを行う際に、適切なレーザー処理を簡単に選択できます。また他の自動化機能の制御や、レーザーヘッドの手動調整の回避も可能です。
クリーニング品質検証
さまざまな角度に配置した複数のカメラが、各作業後にクリーニング結果を検証するため、必要に応じて表面が十分にクリーニングされていることを確認できます。
カスタム治具
当社のチームは、部品をワークステーションの所定の位置に固定するためのカスタム治具を提供することができます。
ワークステーションのオプションの詳細については、Laseraxのエキスパートにお問い合わせください。