レーザー溶接機

アルミニウム、銅、各種合金などの金属溶接には、速度と精度の点からレーザー溶接機が理想的なソリューションです。手動または自動のレーザー溶接機が必要な場合は、当社のレーザーエキスパートチームが生産ラインへの統合をサポートします。

また、当社のソリューションはプロセスの研究開発や製品開発にも利用されています。

生産規模の拡大
当社のレーザーマシンは、生産規模を拡大し、厳しい要件を満たすことができるように作られています。このソリューションには、ビジョン、ロボットアーム、広い視野などの機能が備わっているため、レーザー溶接プロセスが高速生産に最適化されていることを保証します。
溶接品質の改善
レーザー溶接は、超音波接合、TIG溶接、抵抗溶接などの従来の溶接技術よりも優れています。レーザー溶接監視装置を使用することで、すぐに欠陥を検出して手直しすることが容易になります。
オリジナルの統合サービスを導入
当社のレーザー溶接エキスパートがテストを行い、溶接プロセスを開発して最適化し、レーザー溶接機の統合をサポートします。

当社のソリューションを支える
レーザー溶接システム

ファイバーレーザー光源

ファイバーレーザー光源は1,064～1,070 nmの波長で動作するため、アルミニウム、銅、さまざまな合金（ニッケルメッキアルミニウム、スズメッキアルミニウム、ニッケルメッキ銅を含む）などの素材を溶接できます。

ファイバーレーザー技術には多くのメリットがあります。低消費電力で、光ファイバーは高精度であり、小さなスポットサイズによって金属を貫通しやすくなります。
レーザー出力

当社のエキスパートが、お客様特有の用途とニーズに基づいたレーザーシステムの構成になるように尽力します。2 kW以上のレーザー出力を提供し、最も厳しいサイクルタイムに対応します。
連続波レーザービーム

連続波レーザーは、継続的な熱伝達を伴う連続ビームを供給するため、シーム溶接用途に優れた選択肢となります。連続レーザーは、さまざまなサイズの溶接に簡単に対応でき、パルスレーザーよりもお手頃です。
シングルモードレーザー技術

シングルモードレーザーはビームが高品質で、小さなスポットサイズを発生させ、高密度のエネルギーを実現できます。その結果、熱がより効率的に使用され、レーザープロセスでは加工部の熱影響部（HAZ）が狭くなります。

レーザー溶接は、21700や4680などのいくつかの円筒型電池形式のバスバー接続を作成するために広く使用されています。高精度、低入熱、高品質な溶接を実現します。

レーザー溶接は、プリズム状電池のバスバー接続を作成するために使用される一般的な方法です。確実にバスバーを電池の端子に接続できる、正確で緻密な溶接方法です。

レーザークリーニングは、電池をバスバーに接続する前に汚染物質を除去するために使用できます。これは、超音波ボンディング前に必要不可欠な工程です。必要に応じてレーザー溶接の前に行うこともできます。