レーザーマーカー:OEMレーザーマーキングシステム

ファイバーや炭酸ガスレーザーマーカーは長い間生産ラインで使用されてきましたが、問題がなかったわけではありません。マーキング速度が期待に沿わない、レーザーエキスパートによるサポート不足、部品の位置決めがうまくいかないなどの問題に直面したことがある場合は、高品質のレーザーマーキングシステムに切り替える時なのかもしれません。 

Laseraxのレーザーのベンチマークを測定するたびに、処理が速くなり、読み取り速度が向上し、位置決め許容範囲が大きくなります。安定した処理結果を保証するために、当社のエキスパートが必要なツールを提供します。その中でも、エアーナイフはレンズへの粉塵の付着を防ぎ、オートフォーカスシステムは位置変化に合わせてマーキングを調整します。 

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インテグレーター向けOEMレーザーシステム 

各レーザーシリーズは異なる出力範囲を提供しており、特定の波長で動作し、用途に合わせて最適化しています。当社のファイバレーザーマーキングシステムは金属加工に最適化しており、また炭酸ガスレーザーマーキングシステムは有機材料向けに最適化しています

  • LXQ-LPシリーズ:低出力ファイバーレーザーマーカー

    LXQ-LPは、当社の最もお手頃なレーザーマーカーです。平面では5mmの深さ変化に耐える高品質な2Dヘッドを搭載しています。最大20Wまで使用可能で、サイクルタイム重要でない場合や、手動で操作するワークステーションが必要な場合に最適です。

  • LXQシリーズ:ファイバーレーザーマーカー

    LXQは金属に対して最高のマーキング結果を示しており、最大100Wの出力によりあらゆる種類のサイクルタイムに対応できます。あらゆる形状をマーキングし、曲がった部品を補正し、45°の角度でマーキングすることができます。これは自動車産業で広く使用されています。 

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  • LXQ-HPシリーズ

    LXQ-HPシリーズ:高出力ファイバーレーザー

    最大500Wのレーザー出力が可能なLXQ-HPは、市場で最も強力なシングルモードレーザーシステムです。マーキング、クリーニング、テクスチャリングにおいて優れた性能を発揮します。熱管理要件を満たすために、完全に機能する電気キャビネットが付属しています。 

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  • LXMシリーズ:炭酸ガスレーザーマーカー

    薄く平らな素材へのマーキングや切断に最適化したLXMレーザーは、布、段ボール、プラスチック、ポリマーなどの素材を高精度かつ高速に処理できます。 

1つのレーザー、複数の用途

常に同じツールを使用して作業を行い、レーザー統合を容易にします。単一のLaseraxレーザーで、レーザーマーキング、クリーニング、テクスチャリング、硬化を行うことができます。そのために、当社のエキスパートが各用途別のレーザー構成を調整します。   

また、すべてのレーザーは同じコントローラーモジュールを使用しています。そのため、ケーブルを接続してデータ交換をプログラミングするときに、常に同じ環境で作業できます。 

 

素材別のレーザーマーキング用途

ファイバーレーザーマーキングの用途 

レーザーマーキングシステムは、表面への深い彫刻(レーザー彫刻)、表面上の小さな凹凸(レーザーエッチング)、または表面下の色の変化(レーザーアニール)を生成するように設定できます。  

必要なマーキング処理は、マーキングを行う素材によって異なります。また、データマトリクスコード、シリアル番号などに必要な耐久性にも依存します。 

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レーザービーム出力調整によるレーザークリーニング用途

ファイバーレーザークリーニング用途 

当社のファイバーレーザーマーカーは、レーザーアブレーションによって金属表面から塗料、錆、酸化アルミニウム、酸化ステンレス鋼、その他の汚染物質を除去することができます。  

これは除去が必要な素材の種類ごとにレーザービームの強度を調整することで可能になります。1秒間のパルス数、スポットサイズ、最大出力を調整できます。  

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ファイバーレーザー出力での金属のテクスチャリング

ファイバーレーザーテクスチャリング用途 

当社のファイバーレーザーマーキングシステムは、接合接着、コーティング、レーザークラッディング向けの前処理として、金属表面にテクスチャリングを行うことができます。メカニカルシールの接着性も向上します。これは穴やディンプルなどの表面上の正確なパターンを除去することで可能になります。 

テクスチャリング用途を見る

 

当社レーザーマーキングシステムのメリット 

  • 機械的調整の回避

    直前に機械的に部品の位置決め調整をしないでください。当社のレーザーマーカーには、常にピントを合わせるために必要なものがすべて備わっています。  

    • 当社の2Dヘッドは、市場の2Dヘッドの最高基準である6mmの焦点深度を有しています。  
    • より深い変動に対処するには、当社の3Dヘッドで焦点範囲をより広げます。 
    • マーキングエリアに部品がランダムに配置されている場合、当社の3Dオートフォーカスシステムは、最大3軸の補正を追加し、各部品のマーキング構成を自動的に調整します。  
    • 可動部品をその場でマーキングする必要がある場合にやるべきことは、エンコーダー信号を提供するだけです。 
  • 高品質のインラインソリューションの導入

    当社のレーザーは、レーザー技術によりメンテナンスの必要性を最小限度にまで下げられます。消耗品を使用しない非接触マーキング処理を活用しているだけでなく、当社のレーザーヘッドはすべてIP67の認証を受けています。また、固体ファイバーレーザーに搭載されているレーザー光源は、10万時間(10年以上)の連続動作が可能です。  

  • 統合を加速

    お客様のレーザーマーカーの構築と試運転の時間を節約します。Laseraxは、バーコードリーダーやレンズを保護するエアーナイフなど、事前に構成した周辺機器を提供することができます。また、レーザー放射から作業者を保護するマーキングソリューションの構築をサポートするために、クラス1レーザー安全認定サービスも提供しています。 

  • 厳しい要件の達成

    今日の処理速度要件とAIM DPM仕様を満たすように設計した当社のシステムは、高速の生産ラインでも高コントラストの2Dコードを安定して生成します。厳しいトレーサビリティ要件を満たすために、ショットブラスト、基板コーティング、粉体塗装、熱処理後も読み取り可能なダイレクト部品マーキングを刻印することもできます。 

  • レーザーエキスパートのサポートを受ける

    サポートが必要な場合はいつでもお問い合わせください。当社の安全なプラットフォームを通じて、リアルタイムのリモートサポートをご利用いただけます。当社のエキスパートが必要に応じてレーザーを制御し、トラブルシューティングを行います。