ショットブラスト耐性レーザーマーキング

進化していくトレーサビリティの要件と規制に直面している多くの自動車OEMと部品サプライヤーは、ショットブラスト前にトレーサビリティを実装する方法を模索しています。従来の部品へのダイレクト部品マーキングでは不十分なため、当社は2Dコードをショットブラストから保護するマーキング技術を開発しました。 

インラインソリューションが必要な場合は、マーキング速度を最適化し、短いサイクルタイムに対応できるようにしています。ダイカスト部品は、金型の抽出から組立ラインまでの全行程に、完全なトレーサビリティを維持できるようになりました。
 

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ショットブラスト耐性レーザーマーキングは
どのようなもの?

炭素鋼またはステンレス鋼のボールを部品の表面に打ち込むと、コードや英数字は通常消去されてしまいます。当社の独自のマーキングプロセスは、ショットブラスト後も読み取り可能なコードでこの問題を解決します。
 

ショットブラストレーザーマーキング前

ショットブラスト前

ショットブラストレーザーマーキング後

ショットブラスト後

 

 

  • レーザービームのアイコン

    高耐久マーキング

    ショットブラストからトレーサビリティを維持する高耐久マーキングにおいては、適切なサイズのコードを作成することが重要です。ショットブラストでは、ブラスト粒子がコードのセルに入り込んでコントラストが大幅に低下するため、トレーサビリティが失われます。セルが小さいと、ブラスト粒子はコードに侵入しません。

    当社のエキスパートが、お客様のショットブラスト媒体に合わせてデータマトリクスのサイズを最適化します。2つの標準処理で利用可能なブラストサイズのほとんどがカバーされますが、お客様の用途に合わせた特定の処理を開発することもできます。

  • コンベアアイコン

    短サイクルタイム

    当社は短いサイクルタイムを維持するために、レーザーのパラメーターを最適化し、非常に高密度のエネルギーパルスを生成するように標準光学系を変更しました。このようなパルスは、最短でより深くまで到達することができます。

  • セキュリティーチェックアイコン

    鋳物工場の統合ノウハウ

    高熱、強い振動、水蒸気、油、粉塵などにより、ダイカストセルは生産ラインで直接、メンテナンスに関して最悪の事態を引き起こします。他のソリューションとは異なり、当社のレーザーはそのような条件でも少ないメンテナンス頻度で運用可能です。また、鋳物工場についてのノウハウを活かしたターンキーソリューションも提供しています。