レーザー溶接サービス
当社のレーザー溶接サービスでは、溶接用の少量の部品をご送付いただきます。レーザー溶接プロセスを開発し、金属試片とサンプルでレーザープロセスをテストし、仕様を満たしていることを確認します。その後、部品を溶接します。
このサービスでは、次のことが可能になります。
- 製造プロセスにおけるレーザー溶接の検証
- 試作または生産準備用の少量のバッチ生産
- 短期的に急増する生産への対応
- レーザー溶接機の注文を待っている間での迅速な生産開始
レーザー溶接の用途例
当社のレーザー溶接サービスを使用すると、セル、集電体、円筒型やプリズム状の電池向けのバスバーを接続できます。当社は、完全なバッテリーモジュールを溶接することができます。当社の連続波ファイバーレーザーは、ニッケルメッキ鋼、アルミニウム、銅、ステンレス鋼、および異種金属を含むすべての金属を溶接できます。
Laseraxで高い溶接品質を確保
プロトタイプから本番までの同様の品質とサイクルタイム
当社は、生産現場と同じ設備でレーザー溶接を行います。そのため試作中に生成された溶接は、生産時と同じ品質になります。レーザ溶接プロセス速度も同じになります。
カスタムツールを使用したギャップゼロ
Laseraxは、お客様の仕様に基づいてカスタムツールとクランプ工具を開発し、溶接面間のギャップをゼロにします。圧力センサーを使用して、溶接に適切な圧力がかかるようにします。
溶接品質検証
Laseraxは、溶接品質を検証するためにさまざまなテストと測定を行うことができます。これには、断面画像(SEM)、機械抵抗(フォーステスター)、電気抵抗率(4線式ケルビン測定)、レーザー溶接モニタリングデータ(光反射)、浸透深さ(SEM)、劣化試験などが含まれます。
レーザー溶接プロセス開発カスタムレーザー溶接プロセスの開発は、当社のレーザー溶接サービスにおける不可欠な部分です。金属試片で実現可能性を検証し、お客様の要件を満たすためにサンプルでプロセスを最適化し、製品のバッチをレーザー溶接します。 |
レーザー溶接とその他の溶接法
レーザー溶接は、従来の溶接方法に比べて多くのメリットがあります。よりクリーンで、より正確で、より速く、よりコスト効率の良さを誇ります。
レーザー溶接:超音波ボンディングの代替手段レーザー溶接は超音波ワイヤーボンディングよりも高速です。バッテリーモジュールのセル接合時に、円筒型のセルを直接バスバーに溶接することができるため、ワイヤーが不要になり、溶接回数が半分になります。 |
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タブ溶接法レーザー溶接は高速かつ安定した処理結果を確保するため、タブと端子の接合にますます使用されており、超音波ボンディング、抵抗溶接、マイクロTIG溶接などの方法に取って代わりつつあります。 |