• バッテリークリーニング機

ロータリーレーザークリーナー   

ロータリーテーブルマシンは、お客様のレーザークリーニングのサイクルタイムを最適化するように設計された完全自動インラインソリューションです。部品を選択的にクリーニングしたり、テクスチャリングしたりするのにロボットのアイドル時間が数秒しかない場合に、最適なレーザー機器です。このクラス1の高出力機器は、クリーニングやテクスチャリングなどいくつかの表面処理を行うことができ、最大500Wのレーザー出力が可能です。 

本機器は生産ラインでの統合を容易にする目的で作られています。2段式のロータリーテーブルはロボットアシストを利用して、局部的なレーザークリーニング処理を行いながら固定部品の設置や回収を行います。 

ロータリーテーブルクリーニングマシンのメリット 

ロボットのアイドル時間

処理速度の最大化  

ロータリーテーブルマシンは、必要なクリーニング時間がロボットのアイドル時間を超える場合に最適なソリューションです。ロータリーテーブルの2位置割出台では、隙間時間にレーザークリーニングを行い、ロボットの作業時間におけるわずか数秒を部品の設置に使用します。 

オートフォーカス技術

再現性の高いクリーニング向け  
オートフォーカス技術

RTMには高度なオートフォーカスシステムを搭載していて、位置ずれや熱膨張、形状変動を自動的に補正し、レーザークリーニングプロセスの高い信頼性を確保しています。 

高度なヒューム管理

高度なヒューム管理 

組み込み型ヒューム管理システムは、プロセスの安定した品質と作業環境の安全性を確保します。カスタマイズされたノズル構成に加えて、抽出ユニット内の温度と流れを継続的に監視して問題を検出し、従業員にとって100%安全な作業を保証します。 

複数の部品への適応性

複数の部品に素早く適応

さまざまな部品の表面やテクスチャリングのパターンを高精度でクリーニングします。ロータリークリーニング機では、治具を交換するだけである生産から別の生産に迅速に切り替えます。PLC通信や直感的なHMIで、レーザープロセスのパラメーターをカスタマイズすることもできます。 

非常に過酷な環境向けに設計 

ロータリークリーニング機は、最低でも10年以上安心してお使いいただけるように設計されています。非常に過酷な産業環境でも24時間365日で稼働することができます。温度管理されたIP-54電気キャビネットとAllen BradleyまたはSiemens製PLCを搭載しています。

最先端の専門知識 

当社のエキスパートチームは、お客様の用途に合わせてレーザーパラメーターとマシン構成を最適化します。クリーニングとテクスチャリングのニーズに応じて、お客様に合わせた最適な品質と効率のレーザー処理を提供します。 

クラス1レーザー安全評価 

安全は決してオプションではありません。ターンキーソリューションとして、この自動機器は国際的なレーザー安全基準に準拠しています。そのため、個人用保護具を必要とせず、100%安全な作業環境を構築することができます。  

サンプルをクリーニングする

クリーニング品質、クリーニング速度などを含む包括的なテストレポートをご希望の場合は、該当の部品をお送りください。 

レーザー機器のオプション 

レーザー構成 

本機器は、20Wから500Wまでの出力調整が可能なファイバーレーザーを備えています。出力が高いほど表面処理速度が上昇するため、より厳しいサイクルタイムへの対応が可能になります。   

また、当社は2種類のレーザーヘッドを取り扱っています。通常2Dヘッドは、平面の表面処理に使用します。3Dヘッドは曲面を含むあらゆる種類の表面形状を処理したり、ヘッドを移動せずに異なる高さの表面を処理したりするために使用することができます。 

ダイナミックオートフォーカス 

当社の動的オンザフライオートフォーカスシステムは、例えばガントリーシステム上でレーザーヘッドを移動させながら自動的にレーザー構成を調整します。こうして位置の不正確さを補正し、他にないクリーニングとテクスチャリング品質を実現します。 

HMIコントロールパネル 

標準のHMIコントロールパネルから、機器の近くでレーザーパラメーターに直接アクセスできます。可能になること: 

  • レーザーパラメーターを設定する 
  • 手動操作モードを入力して検証テストを実行する、またはレーザーを較正する 
  • システムの状態や動作モード、アラーム履歴などの情報表示 

HMIにカスタム機能を追加する場合は、当社にお問い合わせください。 

クリーニング品質検証 

さまざまな角度に配置した複数のカメラが、各作業後にクリーニング結果を検証するため、必要に応じて表面が十分にクリーニングされていることを確認できます。 

カスタム治具 

当社のチームは、部品をロータリーテーブルに固定するためのカスタム治具を提供することができます。 

治具の検証 

表面処理性能の低下につながる動作ミスの余地を残しません。当社の治具検証システムは自動的に治具のバーコードを読み取り、対応するパラメーターを読み込むことができます。その結果、正しいレーザー構成と自動化シーケンスが毎回開始されます。 

 


機器のオプションの詳細については、Laseraxのエキスパートにお問い合わせください

技術仕様

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カテゴリー 仕様
レーザー出力  20W、30W、50W、100W、200W、300W、500W 
レーザーの種類 イッテルビウム添加ファイバー
波長 1064nm
レーザー光源MTBF(平均故障間隔) 100,000時間
レーザー処理 レーザークリーニング、レーザーテクスチャリング 
標準的な重量 1000kg
冷却装置 空冷(20W~300W)、水冷(500W) 
出力要件 120V、230V、240V / 15~40AMP
消費電力 1.5kW~5.8kW
作動温度 10°C~45°C
通信 イーサネット/IP、PROFINET、 PROFIBUS
複数部品のクリーニング 治具を使用せずに実行 
ロータリーテーブルの直径 800mm(必要に応じてそれ以上)
回転の継続時間 3秒
部品の最大寸法 適合可能 
部品の最高温度 400°C
部品素材 アルミニウム、亜鉛、マグネシウム、鋼、鉄(すべて金属)
部品の位置決め許容範囲 クリーニング:+/- 3mm(オートフォーカスで+/- 70mm)
テクスチャリング(マーキング):+/- 1mm(オートフォーカスで+/- 30mm)
一般寸法(W x D x H) 1250 x 900 x 3000mm
機器の寸法は、必要に応じて部品の寸法要件に合わせて変更できます。

 

用途

ロータリークリーナーは、金属表面から錆、酸化物、塗料などのさまざまな汚染物質を除去(レーザークリーニング)するだけでなく、その後の製造工程(レーザーテクスチャリング)の前の、表面のテクスチャリングにも設定することができます。  

 
お問い合わせ

リモートサポートにより不要なダウンタイムを回避 

現場またはリモートでのサポートが必要な場合は、当社のエンジニアとレーザーエキスパートが問題の原因を迅速に特定し、生産オペレーションが稼働していることをすぐに確認します。ワークステーションのリモート機能により、リモートサポートは安全でいつでも利用することができます。

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